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インタビュー特集

Vol.3 ツネイシホールディングス株式会社

"ONE TUNEISHI" グループ事業の連携を強化し、社会の進化・発展に貢献する企業グループへ

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ツネイシホールディングス株式会社

国内有数の造船会社を持ち、造船・海運・環境・エネルギー・ライフ&リゾート事業を展開している広島県福山市に本社を置く企業グループ。グループ各社の事業の成長をバックアップし、グループ間の連携を強化している。

https://www.tsuneishi-hd.com/

ツネイシホールディングス様のことを教えてください
執行役員 CSV本部 人事戦略部 部長 粟根 祐司様
執行役員 CSV本部
人事戦略部 部長
粟根 祐司氏

ツネイシホールディングスは、造船・海運・環境・エネルギー・ライフ&リゾートの5つの領域で事業を展開しているグループ会社の持ち株会社です。

国内外で計32社のグループ会社の相互間の横串を刺した経営や、それぞれの事業体の強化などに貢献するために、各グループ会社のパートナーとして活動しています。

業務領域が広いというといわゆる総合金融ですとか、総合商社とかそういったところが思い浮かぶと思いますが、それらは、出資であったり投資であったりといった業務領域の広げ方です。しかし、我々は実際に業として自らのビジネスを手掛けてやっているところに特徴があると思っています。

そういったところのサポートをしていくことで、実際のそれぞれの業界に応じた知識や、ノウハウが学べたり、幅広い経験ができるところが強みであると思っています。

今後、御社が目指されていることはなんですか?

ツネイシホールディングスとしては、グループ会社である事業会社に寄り添うパートナーとして、経理や財務、人事や法務などの業務部門のアドバイス機能を強化していこうと考えています。

具体的にいうとツネイシホールディングスで仕事をしているスタッフに、将来的にはグループ会社の管理系職種のマネジメントをしてもらい、活躍してもらおうということを考えています。

私のいる部署の名前にもなっていますが、CSV(Creating Shared Value)、いわゆる“共通価値の創造”という考え方があります。われわれがCSVと考えているのは、事業を通じてその事業が世の中のためになることを目指すべきだという話があります。そういう意識は高い会社だと思います。

ツネイシホールディングスとしては、グループ会社である事業会社に寄り添うパートナーとして、経理や財務、人事や法務などの業務部門のアドバイス機能を強化していこうと考えています。

海外展開についてはいかがですか?

これまでに進出を果たした、中国やフィリピンやパラグアイを深堀していくことが中心になっていくと思います。中国については、ここ13年くらいでずっと設備投資をし続けて、拡大してきています。中国は日本の工場に比べたら2.5倍くらいの面積の工場で、フィリピンが3倍くらいの規模があります。

海外で展開をしているのはもちろん常石造船ですが、適性をみながら双方の人事交流などもあります。

福山本社の企業として、何か大切にしていることはありますか?

当社は元々地元をすごく大事にする意識が強い会社ですので、地元での雇用の促進・維持をやっていこうと考えています。

今の時代、雇用情勢や、働き方がすごく変わってきているので、我々の方でも色々な働き方に対応できるような制度を最近積極的に取り入れているところです。

例えば人事の領域でいくと、2025年問題というのがあり、いわゆる大量介護離職時代が来るのではないかと言われています。介護離職をしないための制度ということで、国も色々な法律を変えているところですが、たとえば介護を理由にした時短勤務について、3年以上で決めなさいという法律があります。いわゆる介護が終わる平均の期間というのが4年11か月と言われているんですね。それでは当社は5年にしましょうか、という風に働く方の実態に合わせて制度を整えています。

あとはお子様をお持ちの家庭で産休・育休、それから育児に関する時短勤務、これも通常は幼稚園までの年齢ですが、当社は、学童保育に行けるまで延長して取れるということで、女性にとっても働きやすい職場を目指しています。

当社は元々地元をすごく大事にする意識が強い会社ですので、地元での雇用の促進・維持をやっていこうと考えています
御社で働くにあたっての魅力はどんなところにありますか?

単純になりますが、こういう場所にありますから、目の前で自社の製品である船が作り上げられていく、日々工事が進捗していくのが見れるという非常にダイナミックなロケーションを味わうことができます。

常石地区全景

それから色々な業界の方たちがいるということ。階層別研修であれば、グループ会社を横串を刺して行ったりしますが、色々な業界で活躍している管理職の方たちがいますので、すごく刺激があるみたいですね。例えば車のディーラーをやっている会社で働いている方もいれば、一方で産業廃棄物をやっている会社の課長とかとも話ができて、テーマを設定して色んな議論をしてみると、やっぱり“共生”ってすごく大事だよねと、ということにお互いが気づいたり、または、正解がないことに気づいたりとか、正解がないから考えないといけないということが理解できたりとか、そういう機会がたくさんあると思いますね。

また、実際の職場で体験できるというのも大きな魅力です。税理士の資格を持ってばりばりやっていた人が事業会社に出向して課長になって、その後ワンランク上を目指して部長になります。現場を持っている会社の部長ということになると、これはホールディングスでやっているのとは全然違います。自分で倉庫に行って棚卸をしないといけないケースも出てきます。現場を踏むことができるのはこれから更に上を目指すうえで、大きく違ってきます。

グループ内で野球部をお持ちですね?

創部は昭和46年で40年以上続いています。企業スポーツがだんだん厳しくなってきている中で、当社の元々の事業である、造船業は好不調の波が激しい業界である中で長年継続してきました。当社はスポーツでもなんでも“一度始めたら、続けて行こうよ”という思いが非常に大きいのかなと思います。グループとしてやっているので、会社・グループとして応援できるような体制にしていこうと当社が事務局として色々とサポートしています。

スポーツに限らず、去年の熊本地震の際は、グループとしてうちらしい支援を何かやりたいということがありまして、陸上交通網が凍結していて、荷物が運べなくなり困っているというのを聞いて、輸送手段を無料で提供することにしました。グループの中で海運業をやっているので、船を手配したり、陸上交通を手配したり、コンテナへの荷造りなどを手配するのは全てグループ会社でできますが、それぞれ調整する機能が必要になるので、そういう時は当社が事務局になってやっています。

中途採用者について、どんな人材を求めますか?

中途採用者については、経理人材や人事人材など、それぞれの部署で求人を出していくので、その領域のプロフェッショナルのような方が来られがちですが、先ほどお話したように、いずれ管理系職種のマネジメントをやってもらおうということになると、経理だけでは不十分になってきます。経理のことも理解しつつ、人事のことも法律のことも関わってきますので、幅広い業務を身に付けたいという気持ちを持っている方、それからマネジメント志向のある方に来ていただけると、すごくよいと思います。

実際にジョブローテーションで当社からグループ会社に行くことはありますし、グループ会社から当社に出向で受け入れて、その期間ビジネススクールに派遣したりですとか、スキルアップをしていただく期間を設けることもあります。

中途採用の方も活躍されていますか?

ホールディングスができて、中途採用が増えたのは、3年くらいになります。

実際今、ツネイシホールディングスで働いているのは100人少々なんですけど、この間調べたら実は半分以上は、転職者だったんですね。一般の会社で行くと同期の絆みたいなものがあると思いますが、半分以上が中途ということになると、同期の絆というのがむしろマイナーな感じです。新卒の採用にも注力しながら、中途入社で良い人材に来ていただく事で、いい意味での化学反応があると思います。

中途で入られた方も、管理職となって多数活躍しています。

ツネイシグループ事業イメージ