アイコン

インタビュー特集

Vol.1 株式会社ワイテック

常に新しい技術へ挑戦し、”広島発”で世界に向けて勝負する。

写真
写真

株式会社ワイテック

自動車のアンダーボディ部品を開発・製造するグローバルメーカー。マツダをはじめとしたカーメーカーと共に製品開発・設計を行う提案力と、品質・コスト・納期を充たした製品を提供する技術力を武器に、広島から世界へ進出。開発から製造、車のリサイクルまで一貫して手掛ける体制のもと、一歩先を見据える確かな技術力で、高度化・多様化するグローバルニーズに応えている。

http://www.ytec-gr.co.jp/

ワイテック社のこと、強みや特徴などを教えてください

株式会社ワイテック
取締役 副社長 枝廣 毅志氏

ワイテックは自動車用アンダーボディ、シャシーを開発、設計、製造するメーカーです。広島でボディとシャシーの双方を製造している唯一のメーカーであり、高品質な製品を短納期、低コストでカーメーカー様に供給し続けています。

また低コスト×軽量化を実現するために、当社では2008年にホットスタンプという技術を西日本で初めて導入しました(全国では4番目)。
このホットスタンプ工法とは、まず1,000℃近くに鋼板を熱し、今度はそれを金型に入れプレス成型し、同時に金型の中で急速に冷却して変態させ、軽量且つ高強度な部品を作り上げるもので、当時の最新技術です。
今日のワイテックでは、躊躇することなくこの技術を海外に供与し、現状に甘んじることなく、さらに上を目指す企業風土を構築しています。
また、当社はあくまで「アンダーボディ、シャシーメーカー」であり「板金屋」ではありません。だから自動車の素材が紙になろうが樹脂になろうが、或いは木材になろうが、我々は粛々と自動車の骨格であるアンダーボディを作り続けます。
現在、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)やアルミにも研究開発の手を広げています。新しい技術への不断の挑戦とそのための設備投資、そしてそれを実現する技術者の採用と育成、どれ一つ欠けることなく、いつカーメーカーから量産要請が来ても対応できるよう、日夜技術開発に取り組んでいます。

今後の展開を教えてください

現在、メキシコ、マレーシア、中国などの海外拠点が拡大しています。ここにどんどん技術者を投入していきたい。ちょうど今、会社が大きくなるチャンス、大チャンスなのです。
国内市場は頭打ち感があり、また各カーメーカーさんの地場部品メーカーとのつながりも強く、なかなか新規に入り込んでいくことはできません。
そこで当社は、まず海外進出している日系メーカーでの実績を積み上げることにより信頼を得て、これを武器に国内でも参入を目指したいと考えています。
そのためには技術屋の海外での業務が増す事となりますので、技術者の採用を特に急ぎたいのです。技術を売り込み、それをインストールするにはトップクラスの技術者、エース級が行かなければ話にならず、そうなると母屋(本社)が空いてしまうので、ここに若手エンジニアを補強し育て一人前にしていく必要があります。その若手が育ち優秀なエンジニアになれば、今度はその者が海外拠点へ赴任し次なるビジネスを獲得する。そういう循環を作って行きたいですね。
”広島発”で世界に技術力で勝負していきたいと考えています。

求める人材像、スキルは?

新卒、第二新卒であれば一芸に秀でており芯が通っている人、何事にも一生懸命に頑張れる人がいいですね。今スキルがあるかどうかではなく、頑張れる資質とエネルギーがある人です。
中途採用においても若手と同様のことが言えますが、それに加えて職種毎にそれぞれ必要なポイントがあります。
技術職であれば、電気・機械の知識は最低限必要になります。加えて、一見無駄と思える技術雑学を持っている人などいいですね。幅広い視点から論理的な思考を持つことができるからです。
文系職であれば、コンセプチュアルスキル(概念化能力)がポイントです。
営業職では、「戦略的に営業をする」ため、単に数字ではなく「作戦」として組み立てていく必要があります。その辺の勘所を押さえている人ですね。
それから、何より明るい人。苦しいときこそカラ元気。なかなか難しいことではありますが、そうあって欲しいし、特に上位職であればあるほど。私は出来ませんが(笑)。

求職者の方に向けてメッセージをお願いします。

総務部 採用担当の石川氏と新聞の掲載記事を確認。広報戦略も重要な採用活動の一環だ。

当社は自分がやりたいと思ったことが実現できる会社です。大企業のようにあなたの役割はここまで、とか、これは他部署の仕事だから、という垣根は無く、会社としてどうあるべきか、どうすることが良いのかを一番に考え、それが「良い」と思える選択であればやれる環境です。 研究開発や設備投資に対しても、「失敗を恐れるな」というのが社長の山本の考えです。ホットスタンプの導入にしても大がかりな投資ではありましたが、全く躊躇はありませんでした。技術者として安心してチャレンジができる環境です。 また、「神輿(みこし)精神」といって、皆で神輿を担ごうという風土があります。誰ひとり傍観者にならず当事者となり、他人事にせず自分事にする。そういう会社です。 それは毎朝の清掃にも言えます。ワイテックは6Sを徹底していますが、幹部社員であろうが一般職であろうが、社内での立場に関係なく清掃に取り組み、働きやすい環境づくりを実施しています。 ワイテックでは将来的には工場で働く女性の割合を現在の1割から5割にするという目標を掲げています。 今秋には託児所を開設し、また本社のカフェに併設されている女性用トイレにはパウダールームを設置するなどして、女性がより働きやすい会社とすべく改善を行っています。 今年4月(2016年)には、本社の食堂をカフェとしてリニューアルオープンしました。栄養バランスのとれたリーズナブルなメニューに加え、広々とした落ち着いた空間が提供され、社員の皆さんもリフレッシュしてくれている事と思います。これは随時ほかの工場にも展開していきます。


2016年4月にリニューアルした食堂。食事だけではなく、カフェとしての利用も可能となっている。


2016年9月には託児所も開設。従業員が仕事と育児を両立させる環境づくりにも積極的に取り組んでいる。