現在の仕事内容を教えてください。
コンプライアンス部法務課に所属し、法務担当として国内海外の取引先との契約書の審査・作成を中心に、法的トラブル・訴訟の対応、知的財産の管理などを行っています。
全世界で商標出願しているので、確認が必要な知的財産の数が多く、管理は大変です。また店舗数が多い分、契約書も多く、雛形も無いケースも有るため、今までの法務経験をフル活用して、コツコツと対応しています。
コンプライアンス部は4名と少数精鋭ですが、コンプライアンス委員会の立ち上げや、コンプライアンス研修の実施など、これまで会社として整備されていなかった業務にも取り組んでいます。
仕事の姿勢としては、依頼部署の意見を柔軟に聞いて、実現する方法を一緒に考えるようにしています。特に法務職は杓子定規と捉えられがちなので、普段から話しかけて貰いやすい雰囲気を作る事を意識しています。ちょっとしたボタンの掛け違いが法的トラブルに発展することもありますから。
入社前はどんな仕事をしていましたか?
関西の大学を卒業後、地元呉市のメーカーにて発電所のプラント輸出に関する契約書や秘密保持契約書など、和文・英文契約書の作成や、就業規則をはじめとする社内規程の整備を担当していました。
その後東京の学校法人に転職し、上京。講師との契約、学校間の協定書の作成、法的トラブルへの対応、知的財産の管理、プライバシーマークの取得・更新業務などを担当した後に、アミューズメント業界に転職。業務提携解消、合弁会社設立に関する法務面でのサポート、訴訟対応などを担当しました。
2016年7月より、前職の仮設機材レンタル会社に転職。子会社の事業に関する契約・審査、規程類の整備、従業員・役員向けのコンプライアンス教育のほか、株式実務を担当していました。
転職のきっかけは?
東京で忙しく働きながらも、漠然と両親が元気な間に地元に帰りたいと考えていました。2年前に父親が大病を患った事をきっかけに、本格的にUターン転職を考えるようになりました。
ただ、父親の病も完治した事もあって、急いで転職するつもりはありませんでした。東京オリンピックを楽しみにしていた事もあって、2020年末までに転職出来れば良いか、とのんびり構えていました。
どのように転職活動を進めましたか?
広島にUターン出来るならベストですが、法務職は大手企業にしか求人が無い事が多いため、関西圏も視野含めて検討していました。そのため、まず大手転職サイトに登録し、スカウトを待ちました。
正直長期戦を覚悟していたのですが、すぐにメイツ中国さんからスカウトがありました。何件か求人を紹介頂く中、大創産業の法務職を紹介頂き、その後は就業までトントン拍子に話が進みました。
一次面接が東京だったのも非常に助かりました。そこで現在の上司と話が出来、「一緒に働いたら楽しそうだ!」と直感したのが決め手となりました。
呉市出身。関西の大学(法学部)を卒業後、4つの企業で法務業務に従事し、契約書の作成・審査(和文、英文)、法務相談への対応(弁護士対応を含む)といった契約法務を中心に、社内規程類の整備、法務・コンプライアンスに関する社内啓発(研修等)を行う。2019年9月より大創産業に法務担当として入社。