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インタビュー特集

Vol.8 大創産業 牛水 志保さん

グローバル企業の法務担当としてUターン転職!

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牛水 志保さん(44歳)

前職
法務(仮設機材レンタル業)
現職
法務(グローバル小売業)

呉市出身。関西の大学(法学部)を卒業後、4つの企業で法務業務に従事し、契約書の作成・審査(和文、英文)、法務相談への対応(弁護士対応を含む)といった契約法務を中心に、社内規程類の整備、法務・コンプライアンスに関する社内啓発(研修等)を行う。2019年9月より大創産業に法務担当として入社。

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株式会社大創産業

1972年に移動販売からスタートし、2020年で創業48年目を迎える。現在では世界27の国と地域に出店し、65%という圧倒的業界シェアを誇るグローバル企業。最大の強みは『商品開発~輸出入~物流~店舗運営』の全てを自社で創造する(SPA業態)であること。その商品数は約70,000アイテムを超え、その99%が自社開発商品。さらに毎月800アイテムの新商品を開発している。

https://www.daiso-sangyo.co.jp/

親が元気なうちにUターンし、近くで過ごしたいと考えていました。
コンプライアンス部法務課に所属し、法務を担当しています。

コンプライアンス部法務課に所属し、法務を担当しています。

現在の仕事内容を教えてください。

コンプライアンス部法務課に所属し、法務担当として国内海外の取引先との契約書の審査・作成を中心に、法的トラブル・訴訟の対応、知的財産の管理などを行っています。

全世界で商標出願しているので、確認が必要な知的財産の数が多く、管理は大変です。また店舗数が多い分、契約書も多く、雛形も無いケースも有るため、今までの法務経験をフル活用して、コツコツと対応しています。

コンプライアンス部は4名と少数精鋭ですが、コンプライアンス委員会の立ち上げや、コンプライアンス研修の実施など、これまで会社として整備されていなかった業務にも取り組んでいます。

仕事の姿勢としては、依頼部署の意見を柔軟に聞いて、実現する方法を一緒に考えるようにしています。特に法務職は杓子定規と捉えられがちなので、普段から話しかけて貰いやすい雰囲気を作る事を意識しています。ちょっとしたボタンの掛け違いが法的トラブルに発展することもありますから。

 
入社前はどんな仕事をしていましたか?

関西の大学を卒業後、地元呉市のメーカーにて発電所のプラント輸出に関する契約書や秘密保持契約書など、和文・英文契約書の作成や、就業規則をはじめとする社内規程の整備を担当していました。

その後東京の学校法人に転職し、上京。講師との契約、学校間の協定書の作成、法的トラブルへの対応、知的財産の管理、プライバシーマークの取得・更新業務などを担当した後に、アミューズメント業界に転職。業務提携解消、合弁会社設立に関する法務面でのサポート、訴訟対応などを担当しました。

2016年7月より、前職の仮設機材レンタル会社に転職。子会社の事業に関する契約・審査、規程類の整備、従業員・役員向けのコンプライアンス教育のほか、株式実務を担当していました。

 
転職のきっかけは?

東京で忙しく働きながらも、漠然と両親が元気な間に地元に帰りたいと考えていました。2年前に父親が大病を患った事をきっかけに、本格的にUターン転職を考えるようになりました。

ただ、父親の病も完治した事もあって、急いで転職するつもりはありませんでした。東京オリンピックを楽しみにしていた事もあって、2020年末までに転職出来れば良いか、とのんびり構えていました。

 
どのように転職活動を進めましたか?

広島にUターン出来るならベストですが、法務職は大手企業にしか求人が無い事が多いため、関西圏も視野含めて検討していました。そのため、まず大手転職サイトに登録し、スカウトを待ちました。

正直長期戦を覚悟していたのですが、すぐにメイツ中国さんからスカウトがありました。何件か求人を紹介頂く中、大創産業の法務職を紹介頂き、その後は就業までトントン拍子に話が進みました。

一次面接が東京だったのも非常に助かりました。そこで現在の上司と話が出来、「一緒に働いたら楽しそうだ!」と直感したのが決め手となりました。

現在の上司と話が出来、「一緒に働いたら楽しそうだ!」と直感したのが決め手となりました

地方で転職活動を行うなら、地域密着型のエージェントがお勧めです。
メイツ中国の転職支援を利用していかがでしたか?

これまでの転職は全てエージェント経由でしたが、地方のエージェントの利用は初めてでした。大手エージェントが広島の求人の紹介に苦戦する中、メイツ中国さんからは広島の求人を次々と紹介して頂き、やはり地場のエージェントは違うなと驚きました。

また東京で生活していると、広島の企業や景況に関する情報はほとんど入らないため、地場のエージェントが足で稼いた広島の企業情報は深く濃く、非常に有り難かったです。

 
ダイソー店舗風景
 
転職してみていかがでしたか?

東京と比べると、時間の感覚がゆったりと感じますね。また広島出身ですので、土地感もあり、気楽に生活出来ていると思います。東京では満員電車で1時間半かけて通勤していたこともあったのですが、現在は徒歩10分です。あまりに近いので、会社の駐車場は使わないでくれ、と言われています(笑)

職場では「中途の会」と名付け、中途入社の社員でアフター6に飲み会も行っています。ざっくばらんな話で打ち解ける事で、意見が言いやすい雰囲気になり、仕事でのコミュニケーションも円滑になりました。ここ西条は酒処でもありますので、お酒も美味しいですね。

プライベートでは、ソフトテニスを楽しんでいます。東京では社会人クラブに所属し、かなり真剣にやっていました。広島でも地元のスポーツイベントでソフトテニスサークルを見つけ、すぐに参加しました。テニスコートが屋根とナイター照明設備のあるプロ並みの環境で驚きました。東京では考えられません(笑)。

 
転職を考えている人へのアドバイスをお願いします。

エージェントを利用する際も、自身のスキルや仕事内容、目的が整理されていれば、エージェント側からもより良い求人のご提案が頂けると思います。私は20年以上法務職を経験し、スキルや希望は明確になっていましたので、仕事内容だけでなく、一緒に働く人との相性や、その時の縁などをポイントに考える事が出来ました。

また、地方で転職活動を行うなら、大きなエージェントより地域密着型のエージェントの活用をお勧めします。広島だとメイツ中国さんが特にお勧めです!(笑)。

地方で転職活動を行うなら、大きなエージェントより地域密着型のエージェントの活用をお勧めします。広島だとメイツ中国さんが特にお勧めです。
 

※本記事は2020年7月時点での内容です。