インタビュー特集
転職者インタビュー

Vol.10 中国電力ネットワーク 田中 千尋さん

地元大手電力会社にUターン転職し、技術職として活躍 現在は女性活躍推進に取り組む
Vol.10 中国電力ネットワーク 田中 千尋さん
田中 千尋さん
田中 千尋さん(35歳)
前職
技術職(電気設備保守)
現職
技術職(主に女性社員活躍推進)

広島県出身。関西の大学で電気工学を専攻し卒業後、大手電力会社に入社。配電部門で電気設備の保守業務を経験後、女性活躍推進に向けたガイドライン策定にも携わった。2022年10月より中国電力ネットワークに入社。

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中国電力ネットワーク株式会社

2020年4月電気事業法の改正に伴う中国電力の分社により、中国電力の「送配電事業」を引き継いで設立された企業。電力の安定供給を使命とし、地域社会とともに発展を目指している。近年は、カーボンニュートラルへの対応やデジタル技術の活用を推進し、災害対策や設備強化にも注力している。信頼を基盤に、安心で持続可能な社会の実現に貢献している。

https://www.energia.co.jp/nw/

親の体調不良をきっかけに、何としてでも 安心できる環境を整えたいと考えました。
現場や社員の声を拾い上げ、課題を整理し、解決に向けて動いています。

技術系女性社員の活躍推進をテーマに取り組んでいます。

現在の仕事内容を教えてください。

主に技術系女性社員の活躍推進をテーマに取り組んでいます。技術職として入社し、入社当初はネットワークセンターで設備改修の設計を担当していましたが、現在は役割が変わり、取りまとめや企画が中心です。現場や社員の声を拾い上げ、課題を整理し、解決に向けて動いています。

特に女性社員が少ない職場では、女性ならではの悩みを相談しづらいという声がありました。そこで、相談窓口を設置し、気軽に話せる環境づくりを進めています。さらに、制度や女性特有の不調に対するサポートをまとめた情報、そして実際に働く女性社員の経験談を掲載するWebサイトの企画も進行中です。

女性として現場経験があるからこそ分かる課題もあります。例えば、変電所のトイレが使いにくいことや、出産後に電柱に登れるのかという体力的な不安などです。現場のリアルな声を反映し、働きやすい環境をつくることが私の使命だと考えています。

 
入社前はどんな仕事をしていましたか?

大学では電気を専攻し、理系ならではの数学や送電の仕組みに魅力を感じてこの道を選びました。会社説明会で知り合いがいたことがきっかけで電力会社に就職し、関西で8年間勤務しました。前職では設備改修の設計や社内研修の運営、女性活躍推進や育成など幅広い業務を担当していました。

当時は広島に戻るつもりはありませんでしたが、30歳でUターンし、今こうして戻ってきて本当に良かったと思っています。前職で女性活躍推進に携わった経験を活かし、再びその分野に挑戦できることに大きなやりがいを感じています。

 
転職のきっかけは?

親の体調不良をきっかけに、地元に戻ることを決意しました。私自身も親も安心できる環境を整えるため、何としてでも帰ろうという強い気持ちでいました。当初は、母親から「仕事を辞めないで」と言われるのではないかと不安もありましたが、しっかり話し合い、納得してもらったうえで転職を決意しました。「良いところがあれば辞めよう」ではなく、「辞める」と決めてから転職活動を始めたため、どうにかして決めなければならないという覚悟を持って臨みました。

 
どのように転職活動を進めましたか?

コロナ禍で転職活動を始めたため、Webを中心に情報収集を行いました。その中で「HIROBIRO.ひろしま 仕事と暮らしの転職相談会」のページを見つけ、応募したことが転機となりました。若宮さんとのWeb相談会で複数の企業を紹介していただき、そこからはスムーズに進みました。

若宮さんとのWeb相談会で複数の企業を紹介していただき、そこからはスムーズに進みました。

会社の登山部にも参加し、広島の自然を満喫しています。
メイツ中国の転職支援を利用していかがでしたか?

他のエージェントにも登録していましたが、情報の信頼性や対応に不安があり、積極的に活用できていませんでした。一方で、メイツ中国の担当である若宮さんは非常に相談しやすく、悩みを丁寧に聞いてくれたことで、方向性を整理し、安心して進めることができました。

大阪から広島は帰ろうと思えば帰れる距離でしたが、当時コロナ禍で「簡単に帰れなくなるのでは」という不安もあり、地元で働ける環境を早く整えたいという思いがあったので心強かったです。

 
転職してみていかがでしたか?

現在は一人暮らしですが、実家まで距離が近いため、定期的に様子を見に戻ることができ、家族も安心しています。転職後は、前職で携わっていた女性活躍推進の経験を活かし、もう一度挑戦したいという思いを実現できました。おかげさまで10月に管理職に昇進し、責任ある立場を任せてもらえていることにやりがいを感じています。

業務は多忙ですが、休日はしっかり休めており、キャンプや登山を楽しむ時間も増えました。広島に戻ってから車や道具を揃え、本格的にアウトドアを始め、昨年は富士山にも登頂しました。中国電力グループの登山部にも参加し、自然を満喫しています。安芸太田町のキャンプ場で見た星空は忘れられないほど美しく、広島に戻ってきて良かった!と感じる瞬間でした。

 
転職を考えている人へのアドバイスをお願いします。

やはり自分で考えて納得したうえで行動することが一番だなと改めて感じました。これまで高校や大学、就職先など、人生の節目では自分の意思を大切にして選んできました。今回の転職も同じで、広島に戻ることを自分で決めました。結果として、戻って良かったと心から思っています。

家族や友人も喜んでくれていますし、仕事も充実していて、昇進で収入も少しだけ増えました(笑)。そして、この決断を安心して進められたのは、若宮さんがしっかりサポートしてくれたおかげです。本当に感謝しています。

家族や友人も喜んでくれていますし、仕事も充実していて、昇進で収入も少しだけ増えました(笑)
 

※本記事は2025年12月時点での内容です。

若宮 千奈美
広島

メイツ中国
若宮 千奈美

担当コンサルタントメッセージ

田中さんと初めてお会いしたのは、コロナ禍真っ只中のオンラインUIターン相談会でした。画面越しにも、田中さんのお人柄や仕事に真摯に向き合う姿勢が伝わってきたことをよく覚えています。ご家族の体調不良をきっかけにUターンを決断されたとのこと、ご家族にとっても大きな安心につながったのではないでしょうか。その後、仕事でのご活躍が認められ昇進され、プライベートでも新しい交友関係や趣味を広げられていると伺い、公私ともに充実されていることを大変嬉しく思います。今後も陰ながら田中さんのご活躍を応援しています。