インタビュー特集
転職者インタビュー

Vol.4 広島マツダ 八田 英朗さん

大手外資系リース会社から地場カーディーラーのリースグループへ
Vol.4 広島マツダ 八田 英朗さん
八田 英朗さん
八田 英朗さん(44歳)
前職
リース営業(外資系リース会社)
現職
リースグループの営業推進、全体管理(地場カーディーラー)

広島市出身。金融機関で3年間勤務の後、大手外資系リース会社で16年間勤務。2016年2月に、広島マツダの繫り推進部保険リースグループに課長職として入社。

写真
株式会社広島マツダ

1933年創業。地場独立資本のカーディーラー。好調な業績を基盤に新規事業にもチャレンジしている。2016年9月には広島市中区に複合商業施設「おりづるタワー」をオープン。

http://www.hiromaz.co.jp/

リース業界から、広島マツダへの転職は自分にとって意外なものでした。
リース会社に焦点を絞っていたので、広島マツダは意外な提案でした。

カーディーラーにリース部門があると知らなかったため、広島マツダは意外な提案でした。

現在の仕事内容を教えてください。

広島マツダの繋がり推進部保険リースグループに所属し、ヒロマツリースという別法人が扱っている、グループ内のリース及び対外的なリースの全体管理を行っています。その中で、対外的なリースをいかに増やしていくか、またリスク管理をいかにすべきかなど、自分の考えを経営層に具申し、具現化しています。

 

入社前はどんな仕事をしていましたか。

外資系の大手リース会社で16年間就業していました。主に経営層の方にお会いし、リースの営業をおこなっていました。その他、法人向けの生命保険の営業担当もしていました。
外資だからという訳ではないのですが、業務内容はかなりハードで、人の入れ替わりも激しく、今思えば16年間もよく頑張れたと思います。

 

転職のきっかけは?

業界的にも非常に厳しい環境の中で仕事に励んできましたので、どこかのタイミングで転職は考えていました。ただ、普段から経営層の方とお会いすることが多かったため、独立開業は考えないまでも、自分で新規ビジネスの立ち上げなどに携われる地元企業があれば良いな・・程度に漠然と考えていました。そのような中、前職に突然「身売り」(M&A)の話が降りかかりましたので、そのことが転職を決断させた大きなきっかけとなりました。

 

どのように転職活動を進めましたか?

現職中での転職活動でしたので、まずは全国ネットの人材エージェントに登録し、転職支援を受けることにしました。当初は経験を活かせるリース会社に焦点を絞って情報を収集していましたが、そもそも広島限定で探した場合、まったくと言っていいほど求人情報がありませんでした。
そこで地元に強いとの評判を聞き、メイツ中国さんに登録したところ、担当の渡邊さんより広島マツダをご紹介されました。最初、お話を聞いた時は「広島マツダ?」と正直驚いたことを記憶しています。カーディーラーにリース部門があることは全く知らなかったので、それほど意外なご提案でした。(笑)。

転職をする上で必要なのは「自分がやってきた今までの仕事」に尽きると思います。
メイツ中国の転職支援を利用していかがでしたか?

「細かく動いて頂いた」というのが一番の感想です。特に私は細部が気になる人間ですので(笑)、かなり頻繁に電話やメールでやり取りをさせて頂きました。広島マツダの体制や業務内容、あるいは本当に自分が必要とされているのだろうか?という不安も含めご相談したことを覚えています。
地元密着で細かい情報を頂けるという点において非常に心強かったですし、単なる企業情報に留まらず、企業の担当者の方の感触や感情というところまで教えて頂けたのは、精神的な面において非常に助かりました。

 

単なる企業情報に留まらず、担当者の方の感触や感情というところまで教えて頂けたのは、精神的な面においても助かりました。

担当者の方の感触や感情まで教えて頂けたのは、精神的な面においても助かりました。

 

転職してみていかがでしたか?

まず大きく変わった点は、遅くまで残って仕事をすることがなくなったことと、久しぶりに会う旧知の人から「顔つきが柔らかくなった」と言われることでしょうか(笑)。
前職と比べ、時間的にも精神的にも余裕が持てるようになり、そのことが顔つきの変化にも現れているんでしょうか。
それから、趣味のサッカーに費やす時間も取れるようになれました。今は怪我のため控えていますが、その分、トレーニングジムに通って健康と体力づくりに努めています。
仕事の面においては「転職したての人間にここまで任せて大丈夫なのか?」と思うくらい、重要なポジションを任せられています。もちろん責任も重いのですが、それ以上に期待もされており、やりがいは十分すぎるくらいあります。そのあたりの広島マツダの社風は大変気に入っています。

 

転職を考えている人へのアドバイスをお願いします。

まずは色々な方の意見や話を聞くことは大切ですね。自分の経験値や尺度だけで判断することは視野を狭めてしまうので、やはり転職のプロである信頼できる人材エージェントへ登録することをお勧めします。
それから、転職を考えているとしても、今目の前にある職務を全うすることです。人の評価は自らが行うものではなく、周りが行うものと考えています。そして周りからの評価は、仕事の成果でしか得ることができません。自分の仕事をきっちりやり遂げ、周りから評価される人は、転職して、あるいは独立してからも同じく高い評価を受けています。
転職がゴールではなく、転職した先で活躍することがゴールだと思いますので、そういう意味では、実際に転職活動というアクションを起こす前に、もう一度立ち止まって自分の仕事を見つめ直すことが大切なのではないかと思います。

広島マツダ取材風景

※本記事は2017年12月時点での内容です。

渡邊 貴夫
広島

メイツ中国
渡邊 貴夫

担当コンサルタントメッセージ

「企業人として自立された方」。これは以前、八田様の転職支援をさせて頂いた時に感じた印象です。やはり、長年ハードな外資系企業の第一線でご活躍をされてきただけあり、こちらに対する質問や確認も非常に明瞭かつ簡潔で、非常に仕事が進めやすかったのを覚えています。広島マツダ様でも転職されて早々にリース部門を任せられているとのことですが、正直、私は驚きませんでした(笑)。八田様のこれからの益々のご活躍をお祈りしております。