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インタビュー特集

Vol.8 株式会社タテイシ広美社

最先端の技術と人材が「いこる」グローバル企業

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株式会社タテイシ広美社

1977年創業。町の小さな看板から、大手企業の屋内外看板やデジタルサイネージまで、企画・デザイン・設計・施工をワンストップで行う総合情報伝達企業。30年前から取り組んでいるLED電光掲示板の自社開発のノウハウを生かして、2020年東京オリンピック向けのデジタルサイネージや、店舗を彩るLEDを使ったPOPツールの開発も行っている。

http://t-kobisha.co.jp/

タテイシ広美社様のことを教えてください
代表取締役社長 立石 良典氏
代表取締役社長
立石 良典氏

タテイシ広美社の原点は、現会長の立石 克昭が、広島県府中市で始めた小さな看板屋です。当初は地元の商店などから受注した看板広告を手書きで書いていましたが、デジタル化にシフトしつつあった時流に危機感を抱き、他社に先駆けてデジタル技術の導入を進めた結果、現在では大手企業の屋内外看板から2020年東京オリンピックのデジタルサイネージを手掛けるまでに成長しました。

当社の最大の強みは自社工場内で企画・設計から製造・施工までワンストップで行えることです。お客様のご要望に応じて、システムの開発を行うこともあります。技術進化の速いこの業界において、常にチャレンジする姿勢を持ち、最新技術の動向を追うことで、業界のトップを走り続けていると自負しています。

クライアントの業態は多岐に渡っており、陸はJR高輪ゲートウェイ駅、海は東京国際クルーズターミナル、空は成田空港と、日本の国策である外国人受け入れの窓口である「陸・海・空」も担当させていただいています。どれも技術的なハードルや品質レベルは非常に高いものですが、それらを丁寧にクリアすることでノウハウが蓄積され、さらなる開発力の向上に繋がっています。

また府中市という地方にある距離のハンディキャップはほとんど感じていません。むしろテレワークが浸透しつつある現在の時流は当社にとってプラスだと前向きに考えています。

今後、御社が目指されていることはなんですか?

当社のビジネス規模をどう伸ばすかではなく、同業で頑張っている他のアジアの会社には絶対負けたくないと考えています。アジアの学生の勉強量は膨大なため、20年後には様々な業界でアジア人オーナーの元、最低賃金で働く日本人スタッフ、という図式となる危機意識を持っています。我々の業界がそうならないような未来を創るのは当社しかいない、という責任を感じています。その意識を持つことで、おのずと業界のトップに立ち続ける事ができるとも考えています。

また優秀な人材の採用は常に意識しています。人材の採用は生涯賃金で換算すると2億3億の大きな投資になると思います。ただ例えば2億5千万の生産設備を導入しても、ビジネスとしてはプロダクトアウト型の「作り手の理論や計画を優先」させるものづくりとなってしまい、ビジネスとして広がりがありません。同じ2億5千万を投資するなら優秀な人材を採用することで、マーケットイン型の「顧客が望むものや、売れるもの」を重視したものづくりを行い、多様性を広げていきたいと考えています。そのためには時流の情報を掴んだり、コントロールする人材が必要不可欠だと思います。

そして会社として時流に乗ったチャレンジを常に仕掛けることで、社員にも「こんな仕事に関わることができるんだ!」という驚きとモチベーションを与え続けたいと考えています。

社員写真

広島の企業として何か大切にされていることはありますか

私は、愛知県出身で当社のIターン転職者の代表という意識を持っています。地元愛という意味では難しいかもしれませんが、当社を支えてくださる広島や府中市の地元企業とWin-Winの関係をしっかりと築き上げていきたいと思っています。

またビジネスに多様性を持たせることで、社員一人あたりの利益率を高め、地元に雇用を創出したいと考えています。ただし、安い賃金で大量の人材を集める手法を取るつもりはありません。地元で働く人の労働単価を下げてしまうと、地元企業で受注金額のデフレ現象が起こり、利益率が下がってしまうからです。その意味でも当社ではハイレベル人材中心の採用展開を行うことで、地元への貢献を果たしたいと考えています。

中途採用者について、どんな人材を求めますか?

仕事に対して明確な目標や自信があるにも関わらず、自分のやりたい事が出来ていない方に活躍していただきたいと思います。成功後は独立して起業したり、外資系のベンチャーに転籍するなど、当社を自由にキャリアアップの土台していただいて良いと考えています。また当社の業務以外にライフワークがあり、そちらに時間を割きたいという方も歓迎します。

大手企業に所属しているが、若いため裁量権が無く、昇進にも時間がかかりそう、と言ったジレンマを感じている方は是非当社でチャレンジしてください。当社であれば、現在の大手企業の50代上司と対等な給与と裁量権で働ける可能性が十分にあります。

ただしひとつだけ条件があります。当社を卒業する場合は、在籍している間に社内フローを整備し、後任にしっかり引き継いでからにしてください(笑)。

立石社長

御社で働くにあたっての魅力はどんなところにありますか?

ビジネスにおけるテレワークの割合が今後一層高まる中、働く場所は、空気が綺麗で、川もあり海もあるという恵まれた自然環境の方が、人間らしく生活でき、良い仕事ができると思います。ただし、自然環境だけが豊かで、職場の設備が古いのでは意味がありませんので、職場環境を最新に保つことは常に意識しています。

また私はロジカルなタイプですので、費用対効果のロジックが明確ならば、企画や決裁の承認は大手企業より圧倒的に速く出しています。案件の進行も完全に社員任せにすることは無く、最後の責任は社長の私がとります。そのため、当社には失敗を恐れずにチャレンジできる雰囲気があると思います。

ただ全ての物事がロジカルに進行しているわけではありません。創業者の会長は人情味の深いタイプで、情に訴えかけるアプローチも可能ですので安心してください(笑)。良いご縁があることを期待しております。

会社遠景


※「いこる」とは:炭が赤々と火がついた状態のことを表す備後弁。「いこる」ところには、必然的に良い情報・仕事・出会いがめぐってくる、という創業者の想いがこもっている。